Value と Entity - 感想

昨日のエントリ id:aufheben:20090430 について。

概念って言っちゃったので話が難しい方向へ進んでしまいましたが、Value と Entity の違いが有効になるのは、やはり設計以降だと思います。Value と Entity を意識することで、不具合が発生しにくくなります。でも、不変性が Value の本質的な特性ではないと言われてしまうとわけがわからなくなってしまいます。そんなわけで、ちょっとこだわってみました。
ちなみに、Value って価値を表すものだから本当は重要なんだけれど、概念モデリングでは通常 Value は脇役です。Value を表に出すと概要がつかめなくなってしまうので。主役は Entity なんだけど、DDD はそこが弱いと思うので、僕は以下の3冊をおススメしています。

Javaエンタープライズ・コンポーネント―カラーUMLによるJavaモデリング

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  • 作者: ピーターコード,ジェフデ・ルーカ,エリックレイフェイブル,Peter Coad,Jeff De Luca,Eric Lefebvre,依田光江,依田智夫,今野睦
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 大型本
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ビジネスパターンによるモデル駆動設計

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アナリシスパターン―再利用可能なオブジェクトモデル (Object Technology Series)

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  • 作者: マーチンファウラー,Martin Fowler,堀内一,友野晶夫,児玉公信,大脇文雄
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  • メディア: 単行本
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あと、言葉の定義って、やはりどれだけ多くの関係者の間で同じ認識を持ってもらえるかなんですよね。
その使い方違うと言っても、広く使われだしてしまうとそちらが定着してしまう。ある定義を定着させたい or 維持したいなら、やはりどんどん使って影響力を持たないといけない。疲れる話だけれど、仕方がないですね。(^^;)