花巻 - 宮沢賢治を訪ねて (2日目)

2日目は花巻駅周辺を散策しました。
廻ったところは以下のとおり。

  • ぎんどろ公園
  • 身照寺
  • 賢治の広場
  • まちなかビジターセンター
  • 賢治生家/豊澤小路蔵
  • 同心屋敷
  • 桜地人館
  • 雨ニモマケズ」詩碑
  • イギリス海岸

徒歩で廻ったのですが、かなり無謀でした。(^^;)
物好き以外は車か自転車を借りた方がいいと思います。
でも、駅前にレンタサイクルらしきものは見当たらなかったなぁ...
当初の計画では記念館周辺まで足を伸ばそうかと思いましたが、さすがにそれは無理。翌日に回しました。

鉛温泉散策

未明に眼が覚めたので朝風呂へ。7時から朝食。


バスまで少し時間があったので旅館の周辺付近を散策。
僕が宿泊した自炊部はこんな感じ。


旅館部の玄関。


藤三旅館全景。


地元住民専用温泉。
山奥の秘境かと思ったら、川の反対側の丘の上に村があった。


簡易郵便局はっけ〜ん!
旅行貯金しようと思ったら、民営化後に閉鎖されたんだって。(;_;)

花巻駅

花巻駅までは昨日と同じ無料シャトルバスを利用。
写真は花巻駅と「風の鳴る林」のモニュメント。

ぎんどろ公園

賢治が教壇に立った花巻農学校の跡地。
写真は「風の又三郎」のモニュメント。


賢治とは関係ないけど、おもしろかったので...

身照寺

賢治のお墓のあるお寺。
入口に書かれていたことばに共感。


賢治のお墓。前に着いた方が家族で法華経をあげていらっしゃった。
僕も信者ではないけれど手を合わせてきました。

花巻電鉄跡

サイクリングロード。この道幅、勾配、カーブは鉄道の廃線跡っぽいなと思ったら、やはりそうでした。花巻駅から宿泊している鉛温泉の先まで鉄道が走っていたようです。しかも、東北本線より前に電化されていたらしい。

賢治の広場

しばし休憩。

まちなかビジターセンター

工芸品の販売とか。

賢治生家/豊澤小路蔵

賢治の生家は非公開。弟さんのご家族が住まわれているそうです。
隣の豊澤小路蔵では賢治と音楽に関する展示をしていました。

同心屋敷

江戸時代、南部藩に仕えた花巻同心組の屋敷。
道ばたのメトロノームとセロのモニュメントが可愛らしかったのでパチッ。

桜地人館

宮沢賢治高村光太郎の作品などを展示。
両者と親交のあった花巻共立病院の佐藤隆房氏が開館。
管理をされている伊藤さんがとても話好きな方で、宮沢賢治国際研究大会でいらしていた奥山さんと一緒にしばし談笑。花巻共立病院の花壇も賢治の作とか。賢治の作品に出てくるS博士は佐藤先生のことではないかとか。
いやぁもっと勉強してくればよかったな。スイカまでごちそうになってしまいました。

雨ニモマケズ」詩碑

高村光太郎の書による「雨ニモマケズ」の詩碑。
花巻農学校を辞め、羅須地人協会を設立し、農民に農業指導をしたり、音楽やエスペラント後を教えた場所。
「下ノ畑二居リマス」の畑は田んぼになっているらしいが、どのあたりかちょっと分からず。

イギリス海岸

渇水期に露呈する岩肌がイギリスのドーバー海峡に似ていることから賢治が命名した。
賢治は「石っこ賢さん」と呼ばれるくらい石にも興味をもっていたらしい。
残念ながら今日は水量が多くて岩肌は見えませんでした。

鉛温泉2泊目

2日目の夕食。左上の肉は前沢牛?

今日もちょっとだけ予習

銀河鉄道の夜」と「双子の星」「よだかの星」。
賢治の童話って、やっぱりちょっと寂しげですよね。