ソフトウェアのテスト技法
- 作者: リー・コープランド,宗雅彦
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/03
- メディア: 単行本
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開発者も最低限読んでおきたい、ソフトウェアテストに関する本。
と言いつつ、試験対策本や雑誌などを除いて、テストについて体系だって書かれた本をちゃんと読んだのは初めてかもしれない。(^^;)
同値クラスとか境界値テストは、ソフトウェア開発に携わってると普通に身につけている考え方だと思うけれど、直交表(ペア構成テスト)は間違ったイメージで覚えていたので勉強になった。
ソフトウェアのテストというと「ブラックボックス vs. ホワイトボックス」を最初に持ち出す人がいるけれど、そもそもホワイトボックスって製品の品質向上に役立つんだろうか? テストの漏れは見つかるかもしれないけれど、「ソースコード→テスト」という発想は本来と逆じゃないかなと思う。基本は「仕様→テスト→ソースコード」だよね。