モデリング本3冊

業務システムモデリング練習帳

業務システムモデリング練習帳 業務システムを効果的に設計するための精選45題

業務システムモデリング練習帳 業務システムを効果的に設計するための精選45題

業務システムを、3つのモデル

  • 業務フロー
  • データモデル
  • 機能モデル

で表現する方法の紹介と、具体的な業務を例にしたレッスン。
「業務フロー」は我々がよく使うアクティビティ図やフローチャートではなく、DFD を改良したもの。時系列ではなく、入出力となる情報と業務を開始するイベントに着目して整理する点が面白い。
「データモデル」は、著者の渡辺さんの他の著作やブログでよく見る IE (鳥足) 表記を変形したER図。僕は業務キーは主キーにしない派だけどね。
「機能モデル」は画面設計をベースにした各機能の設計。対象レコード (単一、複数、親子) に CRUD を掛けあわせた12のパターンで整理している点が特徴的。まぁ、いつもやってる設計だけれど、パターンとしてちゃんと整理することが重要。

UMLモデリングレッスン

UMLモデリングレッスン

UMLモデリングレッスン

会社の元先輩の著書。ざっと眺めただけだけれど、例題を解きながらモデリングのパターンを身につけていく構成。21のパターンについては、時間のあるときにもう一度考察してみたい。

よくわかるUML2.0のすべて

よくわかるUML2.0のすべて―仕様書徹底解剖とMDA関連技術

よくわかるUML2.0のすべて―仕様書徹底解剖とMDA関連技術

副題の「仕様書徹底解剖とMDA関連技術」に惹かれて購入。最近、モデルからソースコードの生成にちょっとはまっていたので。
ただ、MDA だと PIM (プラットフォーム独立モデル; Platform Independent Model) から PSM (プラットフォーム依存モデル; Platform Specific Model) を作成して、ソースコードを生成するんだけど、アーキテクチャがある程度決まっていたら、PIM から直接ソースコードを生成して、プラットフォーム依存の詳細設計はソースコードに対して行うのがいいんじゃないかなと思っています。