アスペクト指向勉強会 - 実践編 (第15回)

AOSD 勉強会

Theme Aproach だけだと不十分な点が多いので、ヤコブソンの AOSD も併せて読むことに。とりあえず10章までを読んできて、重要な概念やわからない用語をあげて検討した。

「ゲームする」の設計

Theme Aproach の利点は、テーマごとに独立して設計できることなんだけど、そうはいっても全体での認識あわせは必要。
せっかくドメインモデルを作ったんだから有効活用しようよとか、仕事では BCE とかやってるのに、手法が変わったとたん、ユーザオブジェクトからゲームオブジェクトにメッセージ投げちゃダメでしょとか。


というわけで、今日は全員で「ゲームする」の設計をやってみた。
Control を出しちゃうと、テキストからあまりに離れてしまうので、
画面 → イベント系エンティティ → リソース系エンティティ
という依存関係でクラス図とシーケンス図を描いた。
テキストだと、要求は「要求リスト」しかないけれど、やっぱりイベントフローが必要だよね、という認識で合意。

あと、id:aufheben:20060722 で描いたドメインモデルなんだけど、もっとイベント系のエンティティ出してもよかった気がする。「ベット(賭け)」「カード配布」「配当」など。これは前のエントリの影響と思われ。