吉田拓郎 & かぐや姫 Concert in つま恋 2006
http://www.takuro-kaguyahime.com/
知り合いから「チケットが手に入ったから行かない?」と誘われたので行ってきました。31年前にこの地で朝まで行われた野外コンサートの再現ということで、全国から往年のファンが駆けつけたようです。
僕は、31年前のコンサートの記憶はないし、リアルタイムで彼らの活躍を知っている年代ではないんですけど、高校時代ギターを覚えて最初に弾いた曲が「かぐや姫」だったり、その後の人生のいろいろな場面で彼らの歌を聴いたり歌ったりしてきました。そんな想い出に浸りながら、40代、50代のおじさん、おばさんに混ざって1日楽しんできました。
到着まで
最近なかなかできない早起きを久しぶりにしました。(^^;)
東京8:23→(こだま565号)→10:13掛川
掛川駅ではたくさんの人が下車。ふだんはこんなに降りないんでしょうね。
掛川駅を降りると無料のシャトルバスは予想以上の行列。軟弱者の僕らはタクシーで会場へ。でも、結局会場でまた入場待ちの長い列に並ぶことになりました。
開演まで
入口で入場証となるリストバンドとガイドブックを受け取ります。
左上は一緒にもらった折りたたみ式のクッション。予想以上に小さかったけれど、丸1日活躍してくれました。
つま恋では4人の巨大ポスターが出迎えてくれました。
ちなみに、真中後ろが吉田拓郎、あとの3人が「かぐや姫」(左から山田パンダ、伊勢正三、南こうせつ)です。
Food Area で買った焼きそばとうなぎドッグで腹ごしらえ。なぜかドリンクコーナーがメチャ混みなため、ペットボトルに水道水を補充。いよいよメイン会場へ向います。Live Area は撮影禁止なので、残念ながら写真はここまで。
開演
しばらくビデオが流れた後、4人がステージに登場。
「旧友再会フォーエバーヤング」という曲で開演しました。
気がついたら拓郎がステージの端でギターを弾いてました。
第1部
まずは拓郎のステージから。2、3曲しか分からなかったので某所からカンニング。
- ペニーレーンでバーボン
- 海を泳ぐ男
- ひらひら
NHK の BS で生中継されているんだって。でも、「大相撲で中断中がすごいんだよ」と拓郎から。
- 淋しき街
- 消えてゆくもの
- ともだち
- 知識
- 生きていなけりゃ
- イメージの詩
第2部
かぐや姫のステージ。
聞き覚えのあるメロディーに乗って3人が登場。
- 妹
↑何かと想い出のある曲です。1曲目はもっとポップな曲なのかなと思いましたが、初めから聴き入ってしまいました。
拓郎は「9時28分まで」って言っていたけれど、こうせつは「朝までやるぞ〜!」
- 遥かなる想い
- 黄色い船
- アビロードの街
3人がバランスよくリードボーカルを交代していきます。
かぐや姫のギャラは3等分、普通はリーダーが半分くらい持っていくんだけど。
2番目のアルバムくらいから正やんやパンダも曲を書いてくるようになったんだって。
- 人生は流行ステップ
↑31年前のコンサートでは、拓郎が予定より早く終わってしまって、この曲を緊張して演奏したのでどんな風にやったか覚えてない。
- 夏この頃
↓知ってるかなぁ... 知ってるよ!
- 好きだった人
- 加茂の流れに
- 置手紙
- けれど生きている
- 湘南 夏
- こもれ陽
- ペテン師
- センセーショナルバンド
- (何だったっけ?)
- なごり雪
- おまえが大きくなった時
↑子供がいたら歌ってあげたい曲。優しい気持ちになります。
ビールを飲みながら... いい気分になってきました。
第3部
再び拓郎のステージ。
- とんとご無沙汰
- 全部だきしめて
↑左から巨大なバルーンが、僕らのところまでは廻ってきませんでした。
「♪全部だ〜き〜しめて」会場のみんなで振り付けつきで歌いました。
- 野の仏
- 唇をかみしめて
- 友あり
このあたりで夕飯の買出しへ。日もだいぶ傾いて涼しくなってきたので、豚汁とウインナーを買う。
- いくつになっても happy birthday
- シンシア
- 我が良き友よ
↑ムッシュかまやつがゲストで登場したらしいが、買出し中だったため見られず。
- ファイト!
↑「ファイト!」が第5部のサプライズへの伏線だったとは、このときは気づきませんでした。
休憩
45分間の予定が30分間に。押していたのかな?
お昼に買ったカレーパンと豚汁、ウインナーで夕食。
第4部
かぐや姫のステージ。第2部とは違い、3人だけのアコースティックライブでした。
- 僕の胸でおやすみ
↑リードボーカルはこうせつだけど、作ったのはパンダさん。初めてベスト100に入った曲なんだって。
↑正やんギターを横にして弾いていた。あの独特の音はこうやって出していたんですね。今回生演奏を始めてみたけれど、正やんのギターテクニックにはしびれました。
- おはようおやすみ日曜日
当時はやってなかったというハーモニカをこうせつがつけて。陽水の話で会場を笑わせる。「♪窓の外ではりんご売り…プーハハプーハハ」
- そんな人ちがい
- 今は違う季節
- きっぷ
- じんじろ橋
↑ライブで初めてやったとのこと。
- 遠い街
- 眼をとじて
- うちのお父さん
↑コンサートの定番ですね。みんなで大合唱。
- ひとりきり
ゲストに石川鷹彦さんが登場。正やんのギターの師匠なんだそうです。とてもうれしそう。
- 22才の別れ
- 雪が降る日に
- あの人の手紙
↑平和って大事だよね。
- おもかげ色の空
第5部
拓郎のステージ。
- ああ青春
- 虹の魚
- この指とまれ
↑みんなでこの指とまれ!
- ビートルズが教えてくれた
- 言葉
- サマータイムブルースが聞こえる
- 人生を語らず
- 永遠の嘘をついてくれ
↑中島みゆきがゲストで登場!! すごく貫禄があった。
- 外は白い雪の夜
- 僕たちはそうやって生きてきた
- 冷たい雨が降っている
「みなさんの好きな曲をやってあげるからね」と言いながら...
- 春だったね
- 落陽
↑この曲は僕もときどきカラオケで歌う。北海道のユースで知ってからのお気に入り。拓郎が MC で言っていたけれど、みんなも好きなんですね。
曲の終わりの方で会場後方から本物の花火が!! ステージの拓郎も感慨深げに見入っていたのが印象的でした。
- a day
- 今日までそして明日から
最後に深々と頭を下げていました。いろいろ思うところがあるんだろうなぁと、僕もちょっとじーんとなってしまいました。
アンコール
もういい時間だったのでアンコールはないのかな? と思いましたが...
ちゃんとありました。まずはかぐや姫の3人が登場。「神田川」をしっとり歌い上げました。そして、最後は「聖なる場所に祝福を」で締めとなりました。
帰路
会場を出るまでは大変だったけれど、出たら意外とスムーズ。
ゲート前のボンネットバスで記念撮影をする余裕も。このバスは31年前に参加者を全国各地から運んだ想い出のバス(を再現したもの)だそうです。
この日は静岡市内で一泊。続きは明日の日記で。
さて、本当に久しぶりの野外コンサートでしたが、存分に満喫することができました。となりのおじさんは、コンサートのあいだ中、ずっと「たくろう〜」「こうせ〜つ」「しょうや〜ん」「ぱんだ〜」って叫んでいました。きっと彼の青春なんだろうな。おじさん、おばさんパワーに負けないよう、僕もがんばらなきゃ。拓郎さん、かぐや姫のみなさん、スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。
そして、コンサートに誘ってくれたYさん、どうもありがとう。
つま恋会場レポート
事務局の方による会場レポートを見つけました。
写真付き。ちょっと聞き取りにくかった MC も紹介されていて、「そういう話をしていたんだぁ」と納得。
http://letsblog.panasonic.jp/report/2006/09/23/