美しい国へ

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)

次の首相はこの人なんでしょうか? どんなこと考えているのか知るのも悪くないかなと思い読んでみた。
書いてあることは結構まとも。はじめにの「『闘う政治家』でありたい」には共感できるし、拉致問題や年金の話は結構納得できる話だった。
ただ、わざわざ日中関係を悪化させてまで靖国参拝を強行したり、日の丸・君が代を強権的に教育現場へ押しつける理由はよくわからなかった。「自主憲法」を制定しなおさなければならない理由も。
あと、いまの日本の拝金主義やモラルの低下は憲法のせいなのでしょうか? 僕はむしろ逆なんじゃないかなぁと思うんですが。
といろいろ言いつつも、僕は日本という国が好きです。