銀行の業務

銀行の業務について調べました。

基本業務(固有業務)

預金(受信業務)

預金者の資産を管理、保管する業務。
預金業務、定期積金業務、掛金業務など。
受信の「信」は信号ではなく信用。


預金者は、

  • 現金を保管する必要がない。
  • 決済サービスを利用できる。
  • 金利を受け取れる。

銀行は、

  • 貸出のための資金の調達。
貸付(与信業務)

企業や個人に資金を貸し出す業務。
貸出業務、割引手形、支払承諾業務、貸付有価証券業務など。


貸出先は、

  • 資金が調達できる。

銀行は、

  • 金利を受け取れる。
  • 貸し倒れのリスクがある。
為替(決済業務)

振込みや送金で債権や債務の決済を行う業務。
全国銀行データシステム、手形交換制度、磁気テープ交換制度、外国為替円決済制度を通して行う。
金融機関間の資金過不足は最終的に日銀当座預金口座で決済される。


利用者は、

  • 現金を持ち運ぶ必要がない。

銀行は、

  • 手数料を受け取れる。

付随業務

固有業務以外で銀行法に定められているもの。
債権保証、社債の募集・委託、手形引受など。

周辺業務

固有業務以外で銀行法に定めのないもの。
子会社を通して間接的に業務を行っている。
クレジットカード、リース、信用保証など。
証券業務や、保険業務にも進出。