さまよう刃
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@ヒューマントラストシネマ渋谷
最愛の娘を少年に凌辱され殺された父親が犯人を追う。少年法のあり方を採り上げた東野圭吾の問題作の映画化。
犯行の残虐さや被害者の父親の感情は、ぼかされていてあまり強調されておらず、事件が淡々と進んでいく描き方がされているので、見る側が頭で考え補う必要がある。
ラストシーンで、父親が携行した猟銃が空砲だったのは、単に少年法強化を良しとするわけではないという意図の表れかな?
ただ、極刑はともかく、死ぬほどの恐怖を味わないと本当の意味で更生も難しいのはそうかもしれない。
休日出勤の振休だったけれど、休みの最終日に見るには少し重いテーマだった。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/24
- メディア: 文庫
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