灰谷健次郎さん死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/1123/001.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20061123i511.htm
http://www.sankei.co.jp/news/061123/sha012.htm

作家の灰谷健次郎さんが11/23(木)お亡くなりになったことを、朝の通勤電車の中でで知る。
大学時代「兎の眼」に出会って夢中になり、以来「太陽の子」「砂場の少年」「わたしの出会った子どもたち」など読んだ本の数々、灰谷さんの子供への優しさ、信頼感は、20代の教師生活のいわば原点だった。
理想と現実(というより自分の実力)の狭間で悩んで、結局教師を辞めて今の職に就き、灰谷さんの作品からもしばらく遠ざかってはいたが、当時の思いは今でも変わっていないとは思う。
悲惨な事件が起こったり、教育基本法の「改正」も取りざたされる中、一つの時代が終わるのかなと思ってしまいそうになる自分もいるけれど、でもやっぱりいろいろなことをあきらめずに生きていきたいと思う所存です。

兎の眼 (角川文庫) 太陽の子 (角川文庫) 砂場の少年 (角川文庫) わたしの出会った子どもたち (角川文庫)