アスペクト指向のモデリング技法

月刊JavaWorld (ジャバ ワールド) 1月号 [雑誌]

月刊JavaWorld (ジャバ ワールド) 1月号 [雑誌]

太田さんの記事の復習。

AOAD との対比

記事に出てくる概念を、僕らが勉強している AOAD の概念と対比してみました。

Aspect-Oriented Software Development with Use Cases Aspect-Oriented Analysis and Design - The Theme Approach
ユースケース Theme/Concern?
アプリケーション・ピア・ユースケース Base Theme
アプリケーション拡張ユースケース 1ヶ所からしか Trigger されない Theme
基盤ユースケース Aspect Theme
プラットフォーム依存ユースケース ?
拡張ポイント Joinpoint
ユースケース・スライス 設計段階の Theme?
ユースケース構造 実装段階の Theme?
要素構造 Concept が近い?

疑問点

  • 基盤ユースケースとプラットフォーム依存ユースケースの明確な違いがわからなかった。「プラットフォーム依存ユースケースは設計段階で出てくるもの」ってあるけど、それもユースケースと呼ぶのか...
  • 要求モデルで基盤ユースケースを表す場合、複数のアプリケーション・ピア・ユースケースから extend していいのかな?
  • コントロールクラスの実行権限をチェックするなら、call ポイントカットより execution ポイントカットの方が分かりやすくないかな?
  • 「『要素構造』と『ユースケース構造』は直交する概念であり」が、最初そうかなぁと思ったけれど、コラムの図Aの横軸を「ユースケース構造」、縦軸を「要素構造」って捉えればいいってことかな?

近々翻訳が出るそうなので、出たらあらためて勉強してみたいと思います。