アスペクト指向のモデリング技法
月刊JavaWorld (ジャバ ワールド) 1月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: IDGジャパン
- 発売日: 2005/11/24
- メディア: 雑誌
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太田さんの記事の復習。
AOAD との対比
記事に出てくる概念を、僕らが勉強している AOAD の概念と対比してみました。
Aspect-Oriented Software Development with Use Cases | Aspect-Oriented Analysis and Design - The Theme Approach |
---|---|
ユースケース | Theme/Concern? |
アプリケーション・ピア・ユースケース | Base Theme |
アプリケーション拡張ユースケース | 1ヶ所からしか Trigger されない Theme |
基盤ユースケース | Aspect Theme |
プラットフォーム依存ユースケース | ? |
拡張ポイント | Joinpoint |
ユースケース・スライス | 設計段階の Theme? |
ユースケース構造 | 実装段階の Theme? |
要素構造 | Concept が近い? |
疑問点
- 基盤ユースケースとプラットフォーム依存ユースケースの明確な違いがわからなかった。「プラットフォーム依存ユースケースは設計段階で出てくるもの」ってあるけど、それもユースケースと呼ぶのか...
- 要求モデルで基盤ユースケースを表す場合、複数のアプリケーション・ピア・ユースケースから extend していいのかな?
- コントロールクラスの実行権限をチェックするなら、call ポイントカットより execution ポイントカットの方が分かりやすくないかな?
- 「『要素構造』と『ユースケース構造』は直交する概念であり」が、最初そうかなぁと思ったけれど、コラムの図Aの横軸を「ユースケース構造」、縦軸を「要素構造」って捉えればいいってことかな?
近々翻訳が出るそうなので、出たらあらためて勉強してみたいと思います。